血糖値が基準を外れた場合に分かる病気は、高値だと、糖尿病、クッシング症候群、先端巨大症、甲状腺機能亢進症、肝疾患（肝炎、肝硬変など）、薬剤（副腎皮質ホルモン薬など）だそうです。
低値だと、インスリノーマ、肝疾患、成長ホルモン単独欠損症、下垂体副腎皮質系の機能不全、アルコール性血糖値、糖尿病の薬物療法による低血糖だそうです。
血糖値が低いと、動機や手のふるえなどが起こるそうです。意識障害や昏睡を伴うこともあるそうです。
どんな検査かというと、採血して血液中のブドウ糖濃度を測るそうです。
血糖値というのは食事によって変動しやすいということで、通常は10時間以上なにも食べない状態で測定するそうです。
この空腹時血糖値というのを外れて違うタイミングで測ることを随時血糖値というそうです。その基準値は通常140mg/dl未満だそうです。200mg/dl以上だと糖尿病が強く疑われるそうです。
空腹時血糖値が基準値以内だとしても、100～109mg/dlのときは正常高値だと判定されるそうです。
この範囲の場合は、将来糖尿病になる可能性も多いということで、生活習慣を適正にしていくように経過を追う対象となるそうです。
特定健診でも正常高値以下を基準値とするそうです。
検査結果でわかることして、糖尿病がありますが、糖尿病にはインスリンが分泌されないで絶対的に欠乏する1型糖尿病と、おもに成人が発症する２型糖尿病があるそうです。
血糖値の検査はいずれの型の糖尿病の診断にも必須だそうです。
高血糖やインスリノーマなど低血糖を引き起こす病気にたいしても行われる検査だそうです。
糖尿病の疑いがあるときはブドウ糖負荷試験などで糖の処理機能をくわしく検査をするそうです。
糖尿病型、境界型、正常型のいずれかに判定されるそうです。

2020-05-02/血糖値が基準を外れた場合