安静時心電図とはどのような検査機器か

心臓とは生命をつかさどる器官であり、血液を全身に循環させるポンプの役割を担っている。拍動のリズムは右心房の上部に位置する「洞結節」から発信される電気刺激によってコントロールされている。電気刺激は心房と心室の表面を流れ、心房と心室を規則的に収縮させることにより心臓のポンプ機能を維持している。
この際の微細な電気の流れを、胸や手足に取り付けた電極から電流計に導いて増幅させ、その変化の波形を記録し異常がないか検査する。それが「心電図」である。また、この心電図は症状などに併せて様々な心電図がある。

その中でも、一般的なものは「安静時心電図」ではないだろうか。安静時心電図は、主に心臓の収縮・拡張が正常に行われているか、心臓の筋肉に酸素と栄養を供給する役割を持つ冠動脈の血液の流れは円滑であるか(すなわち動脈硬化がないか)・心筋や刺激電動系に異常がないか等を調べることが可能である。
加えて、甲状腺機能障害などの内分泌疾患の影響がどのくらい心臓に侵食してきているか・カルシウムやカリウムなどの電解質の異常も調べることが可能だ。

従って、心臓全体の動きを調べ・心臓病の発見と診断・病状の把握・治療効果の確認・薬の副作用の発見など様々な検査で用いられ、欠く事のできない検査であるといえるだろう。
このように調べられることは多岐にわたる安静時心電図であるが、検査はいたって簡単だ。上半身の衣服を脱ぎ・貴金属なども外し・仰向けに寝た状態でクリップ式の電極を取り付けるだけで、検査時間も2~3分で終わってしまう。電極とは言ってもビリビリすることもなく、苦痛を伴う事も無い。

この検査で異常値が発見された場合は、予測される病気の検査をさらに詳細に進め、そのほかの検査と併せ診断確定の判断材料として用いられているのだ。

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comment:健康診断について記載してます(^▽^)/
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